日経小幅反落と個人的に気になった決算等についての考察。
今日の日経平均株価は45円安の2万3827円で4日ぶりに反落でした。
直近の急ピッチな株高を受け短期的な過熱感が意識されたようです。
さて、今の時期は決算が毎日のように多くの企業が出してくる時期。
その中で今日は気になったものをいくつか。
・日本製鉄
2020年3月期のが4400億円の赤字(前期は2511億円の黒字)になる見通しだと発表。
400億円の黒字予想が、一転過去最大の赤字とのこと。
大きなニュースになってますね。
あまり詳細な企業分析はしていませんが、この規模で世界的にも力のあった企業がここまでの赤字とは。
また呉の製鉄所を23年で閉鎖することを発表したので雇用、経済的にも影響が出そうですね。大きな企業だとこうした影響力も大きいようです。
時代的な変化についていけるよう改革をしているトヨタと比べて改革意識が足りなかったのかなってイメージを感じた。いずれにせよこういう昔からある企業が対応できなくなっていくのは時代の大きな変化起点かなと思う。
・メルカリ
キャッシュレス等への対応の先行投資などでコストがかさんでいるにしても、決算が大赤字のハズなんだけど、なぜか上がってますね。
Origamiの子会社化が買収額0円だったこと、Origamiの社員を7割減らすこと
などなどから、朝一に安値がついたものの、その後上がっていったようです。
この赤字決算で業績の先行きも不透明な中、投資する価値が自分にはサッパリですが、分析の方向性次第で伸びる要素があるということなのでしょうか?
・旭化成
純利益は前期比14%減の1275億円、配当を36円から34円と2円減配したとのこと。
まぁそれでも利回りはそれなりにあるし、このくらいなら下がれば買う人はいるかと思う。
ただなんでIR発表を後場の前にやるのかなと、15時締めてからやればいいのにと個人的には思いました。どうせ下がる内容ならそれで月曜下げて、次の日に行ったほうがいいと思うがね。今日だけで収まるという見込みなのだろうか。
こればかりはいろいろな考え方があるからわかりませんがね、でも思ったより下がらなかったと個人的には思うので月曜以降も見ていきたい、優先順位は高くないけど一応買い候補ではあるので。